【照明講座体験記③】初めての仕込み現場

query_builder 2025/09/29
【照明講座体験記③】初めての仕込み現場

(最終更新日:2025年10月11日)


こんにちは!

K-Planの小関です。



この記事は、K-Planで定期開催している照明講座のご紹介となります。

【照明講座体験記②】照明プランを作ってみる」の続きです。

(以下、郡さん=代表をこう記します)



照明講座体験記と銘打ちながら、今回は実際の現場についてです。

K-Planでは、皆さまを現場に動員するにあたり、その方の意欲や人柄などを一定把握した上で現場入りするタイミング、どの規模のどのポジションにお誘いするかなどを決定しています。


私の場合、昨年9月、K-Planにお世話になってから1ヶ月半程度で初めて仕込現場に入れていただきました。


会場は「CBGKシブゲキ!!」という渋谷にある小劇場で、演劇の仕込みでした。




☆初めて見た劇場内部

劇場の規模により、舞台機構の作りも違います。オーソドックスな多目的ホール(会館など)は、照明を吊るすサスやバトンを電動(あるいは手動)で昇降させられるものが多いです。

以下のように、作業者の手元まで下ろしてきて吊り込みをすることができます。



しかし、小劇場の場合はバトンが昇降せず、脚立に昇って直接灯体を吊り込む形式も多いです。


以下のようなイメージです。

▲千本桜ホールでの吊り込みの様子



今回のシブゲキは、上記2つの中間といったところです。

バトンは下ろせないけれど、脚立で仕込むには高い。キャットウォークから仕込むという手段があり、私が主にいたのはこのゾーンでした。


以下の画像はシブゲキではないのですが、似た形式の会館のキャットウォークから舞台を撮影した眺めです。

▲舞台上に物を落とさないよう注意しながら仕込みます。



▲この通路をキャットウォークと呼びます


キャットウォークからの吊り込みは、全体を見ながら作業できる舞台上よりも難しく感じました。


(と言いつつ当時の私は、何もかも分からず圧倒されていました。後に別の現場に入った時「あの時は大変だったな〜」と思い出した感じです。)


また、灯体をもって身を乗り出したり、転落防止のためキャットウォークに寝そべるようにして吊り込む必要があり、とにかく全身が痛い…!知らないうちに身に覚えのないあざが出来ている…。


私は初回であったため直接灯体のつり込みは行わなかったのですが、他の方のお手伝いという形で隣で作業をしました。

それだけでも、終わる頃にはくたくたで全身が痛かったです。


そうか、舞台照明の現場ってこんなに力が必要なのか

作り上げるのにこんなに時間がかかるのか

素手で器具を触るとこんなに手が真っ黒になるのか


それが、初めて仕込みに参加した感想でした。




☆一緒に働く方への感謝を忘れずに

現場では、郡さん以外に初めてお会いする方が4名いました。

私と比較的年齢の近い方、私よりも年下の方がプロの照明さんとして来ており、お2人は色々なことを教えてくださいました。

(※プロ=独立しプランナー等として働いている方を、ここではざっくりまとめてこうお呼びしています)


ご自身が努力と経験の積み重ねで得てきた知識や技術を教えてもらえることに感謝したいと感じていますし、一緒に現場に関わる方達へのリスペクトの気持ちは失わずにいたいと、今でも思っています。



当時のリアルな記憶で、とにかく当日は緊張が抜けなかったことを覚えています。

前日の夜からあまりよく眠れず、当日の朝も誰よりも早く到着するも集合時間まで緊張を持てあまし、現場が始まってからも一挙手一投足、ご飯を食べるのにもビクビクしていました。

アウェイな場所に出向く恐怖心だったのだと思います。


現場に行く前に極度に緊張してしまう癖は、この後しばらく抜けませんでした。

郡さんにも

「そこははやめに克服したいところだね」

と言われておりました。


1年経った今振り返ると、だいぶ緩和されたかなぁ…と、進歩も感じています。

もちろん一定の緊張感は保っているのですが、それ以上に今日の段取りや自分がどんな役目を果たすべきかなどを考え続けて動いています。


このシリーズは、踏み出すことに不安を感じている方に向けて書いている部分もあるので、初めはそうであっても経験を積み重ねることで変わるとお伝えしたいと思います。




今回は以上です。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

次回は『図面の読み方・書き方を知る(仮)』をお送りしたいと思っています。

※変更しました。


よろしくお願いいたします。



☆次回記事

【照明講座体験記④】ピンスポットデビュー


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